ホームページの集客が思うようにいかずお悩みの方は多いかと思いますが、
ホームページ集客できない場合、そこには必ず原因があります。
しかし、これを承知の上で
・「でもその原因がわからない…。」
・「原因さえわかれば対策が講じられるのに…。」
とお悩みの方もいるでしょう。
そこで今回は
・ホームページ集客ができない原因
・集客できない原因の解決策
について紹介していきます。
集客に際してお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
ホームページの集客方法は以下のように様々ですが、
今回はいずれの方法にも共通する、
本質的な部分での「集客できない原因」について紹介していきます。
・SNSを運用し、ホームページへの流入を狙う
・コンテンツマーケティングを行い、検索流入を狙う
・広告を出稿し、短期的で効率的な集客を狙う
まずは以下の「集客できない原因」を7つ紹介していきますので、
1.色々な集客手段に手を出しすぎる
2.業者に任せっきりである
3.継続不足である
4.PDCAサイクルを回せていない
5.競合リサーチが足りない
6.ターゲット設定が甘い
7.集客後の戦略が明確でない
自社はどれに当てはまっていそうかチェックしてみてください。
集客できない原因の1つ目は、「色々な集客手段に手を出しすぎる」ことです。
現代は様々なプラットフォームやサービスが登場しているため、
集客手段を1つに絞るのは難しく、
「何をどう使って集客するか」の判断が大変難しくなっています。
しかし、色々な方法に手を出しすぎると、
結果的にどれも中途半端な運用となってしまい、
集客できない原因となってしまうでしょう。
まずは自社ホームページの課題や目的に合わせ、
最適な集客手段の取捨選択から行うようにするといいです。
集客できない原因の2つ目は、「業者に任せっきりである」ことです。
SEO業者やSNS運用代行などのサービスを利用すること自体は全く悪いことではありませんが、
・何もわからないため、全面的に業者に任せっきりにしている
・外部委託によってどの程度効果が出ているのか明確に把握できていない
などに当てはまる場合、それは「集客できない原因」となっているかもしれません。
というのも、業者に任せていることによって具体的にどの程度効果が出ているか「見える化」できていなければ、費用対効果も測れないから。
値段と成果が見合わない悪質な業者も多いので、
業者に運用を委託する場合でも、ちゃんと自社でも効果測定を行ったり、
運用に関する知識をある程度身に着けておかなければ、
無駄な投資となってしまう可能性が高いです。
集客できない原因の3つ目は、「継続不足である」ことです。
例えばホームページに集客する手段は、時間軸で以下のように分類することができます。
・即効性がある集客手段:広告、プレスリリースなど
・安定した長期的な集客手段:SNS運用、コンテンツマーケティング
これらのうち後者の手段は、安定して長期的な集客ができる分、
成果が出るまではかなりの時間を要します。
例えばSEOであればコンテンツが上位表示されるまで最低でも半年~1年はかかりますし、
SNSも一朝一夕で多くのフォロワーを獲得するのは難しいです。
よって、現在行っている集客手段はどれだけ継続しているのかを一度確認し、
もしそこまでの時間を掛けていないようであれば、継続することを心掛けてみてください。
また、もし即効性を重視するようであれば広告などの集客手段にシフトするのもいいでしょう。
集客できない原因の4つ目は、「PDCAサイクルを回せていない」ことです。
当初の計画通りにトントン拍子に集客が成功することはまずありえませんので、
改善を重ねて少しずつ集客力を高めていくことが大切。
特に変化が激しい現代は、「P‥計画」の部分に時間を掛けるよりも、
どんどん実践していき、実務の中で改善点を発見していったほうが、
結果的にいいホームページになりやすいでしょう。
ただ「コンテンツを投稿して終わり」「広告を出稿して終わり」ではなく、
PDCAサイクルを回して分析と改善を重ね、
少しずつ集客力を高めていくよう心掛けてみてください。
集客できない原因の5つ目は、「競合リサーチが足りない」ことです。
どのような事業であれ少なからず競合がいるかと思いますが、
競合がどのような方法で集客を行っているか、リサーチを行うことはとても大切。
競合のホームページや集客手段をチェックし、
「マネするべき部分」と「差別化する部分」を明確にしましょう。
これは特にSEOによるコンテンツマーケティングを行うのであればかなり重要なポイントとなります。
競合はどのようなキーワードで集客しているのか、
その中で穴場のキーワードはどこなのか、という部分はしっかり確認しておきましょう。
集客できない原因の6つ目は、「ターゲット設定が甘い」ことです。
ホームページ集客の手段は様々ですが、どのような方法であれ、
ペルソナを定めておくことはとても重要です。
ターゲット設定がちゃんとできていないと、
・万人向けで、誰にも刺さらないコンテンツとなってしまう
・運用していく過程で軸がブレてしまう
などのデメリットを被り、集客できない原因となってしまいます。
「誰のためのコンテンツか」を常に意識し、きちんと軸を持ったホームページ運用を行っていきましょう。
集客できない原因の7つ目は、「集客後の戦略が明確でない」ことです。
ホームページに顧客を集められていたとしても、
そこからCVまでの導線設計がちゃんとできていないと、本当の意味での成果には繋がりません。
要するにこれは、集客自体はそこそこ上手くいっているが、
CVに繋がっていないために「集客力不足だ」と感じてしまうケースです。
この原因であるか確認するためには、
「CV数÷訪問者数×100」でCV率がどの程度なのかを算出してみましょう。
同業種の競合と比較してCV率が低いようであれば、
集客力よりもホームページ内の設計に問題がある可能性が高いといえます。
ここまではホームページで集客できない原因を7個紹介してきましたが、
当てはまる理由はありましたか?
この章では、その問題点の解決策として、「ホームページでの集客を成功させるために重要
な3つのポイント」について解説していきます。
1.ホームページ集客の目的を明確にする
2.効果測定をしながら改善を行っていく
3.自社ホームページに合った集客手段を選ぶ
本質的な部分を紹介していきますので、どういった集客手段を試すのであれ、参考にしてみてください。
ホームページはあくまで集客手段に過ぎず、
基本的に事業の根本は「誰に何を届けるのか」という点であるはず。
よって、まず何のためにホームページで集客するのか、
根本的な部分を今一度確認してみましょう。
ホームページで集客すること自体が目的になってしまっては本末転倒ですので、
集客後のゴールをしっかり決めたうえで、
「戦略の一環としてホームページを組み込む」という意識を持ってみてください。
「誰に何を届けるのか」という部分さえブレなければ、
集客が思うようにできない時も、適切な対策が打ち出せるはずですよ。
何かしらの集客手段を試す際は、必ず効果測定を行いましょう。
行動が変わらなければ起きる結果も変わりませんので、
常に現状分析と改善すべき課題を把握しておくと良いです。
集客手段によって効果測定方法は異なりますが、
重要なのは「KPI(重要業績評価指標)」をどこに設定するか。
例えばSNS運用であれば、
・フォロワー数
・いいね、コメント数
などをKPIとすることで、現在の運用がどの程度効果を与えているのかを
「見える化」していくことが可能となります。
改善なき運用は「集客できない状態」を維持する原因となってしまいますので、
現状把握は特に大切にしてみてください。
冒頭でも述べたように現代は多くのサービスやプラットフォームがあるため、
自社ホームページに合った適切な集客手段を選ぶ難易度が高くなっています。
しかし、その中で自社の課題や状況にマッチした集客方法を選定できなければ、
集客は上手くいきません。
よって、
・集客にどの程度時間を掛けられるのか
・集客にどの程度予算を掛けられるのか
・その他ターゲットの属性や業種によって、何が有効そうか
といった基準を設け、最適な集客方法を選んでみてください。
今回はホームページで集客できない原因と、その解決策について紹介してきました。
最後になりますが、ホームページに集客する方法は決して1つではないため、
現状上手くいっていないのであれば、他の集客手段にも目を向けることも大切です。
いずれにせよ重要なのは、「なぜ現在集客できないのか」という理由を常に考え続けること。
原因さえわかれば適切な対策方法を講じられますので、
ぜひ今回の内容を参考に、自社ホームページの現状把握から始めてみてくださいね。